おおおお久しぶりです(^o^)相変わらずのこの停滞っぷり。
気が向いたら書くってどころじゃねーな!
まあでもあくまで自分の記録とかそんなんですしね、のんびりやってきますわ。
十二国記の新刊だった丕緒の鳥やっと読みましたわ…。
慶→柳→延→慶って流れでしたね。しかも慶はどちらも予青の時代→赤子の時代という流れで、民が安堵する様子で終わる感じでしたね。
丕緒は官吏だったけど、民のことを思って謝儀の陶器を作り、その音色を王に聴かせていたから…どちらかというと民寄りなのかなと。
鵲を民と考えて、射られて落ちると考えるとは…国は王がどうにかして、それに民もついてくる。そんな感じがしてましたけど、丕緒の鳥を読むと民があるから国があり王があるのかなと。
どの話もどんな状況だろうと民は一生懸命生きている。すぐそこに嵐が来ていようと日々の生活の為に働かなくてはいけなかったり、蓄えをしておかなかったり。
謝儀を見て丕緒に感想を言う陽子の真実偽りのない言葉に、丕緒は救われたし、これからの民がどう扱われていくのかもわかったのではないかなと思う。
陽子イケメンすぎです。
柳の話は、廃れかけている柳の国で連続殺人を犯す者を死刑にするか否かというもので、所謂検事、弁護士が裁判官と3人でそのことについて論議しているわけなのだけど、その議論が面白い。
今ここで死刑にすると、傾いている国がどんどん荒廃していくのではないかと考える3人に対して、民は死刑にしろと言う。
国の中枢にいくにつれ、死刑はならぬという声が多くなる。
結局その罪人は死刑になるのだけれど、国がこれからどうなっていくのかが察せられる。
延の話は、多分尚隆が王になって間もない頃の話なのかなーと。
山毛欅の木がどんどん朽ちていく疫病が流行り出して、その薬を玄英宮まで運ぶ男の話なのだけど…この話、一番泣いた…
男は体に負荷をかけながら王宮までずっと歩いているのだけど、やがて体が音をあげて男は倒れてしまう。
その男が持っていた箱を、民がリレー方式でどんどん王宮まで運んで行くのだけど、民が思うのはこの箱に希望が入っている。ただそれだけ。
それだけなのだけれど、民は子供も為であったり国の為だったり自分の家族のために運んで行く。
どの国にも属さない猟木師が、国が気になって国境を越えられない、そんな描写もよかった。
そして最後に、王が天帝に祈り、その薬が里木に実ったところで物語は終わる。
もうこの話私すごく泣いた。小野主上流石です…
慶の話は、予青の時代に女を追放しろ、抵抗するものは殺せというあの勅命のときの民の話。
女の子は男の子の格好になったり、女性は家の中から決して姿を見せることをしなくなったり、そんな考えられないような時代で、しかもいつの間にかその女性たちも消えていく。
一緒に逃げていた友人も殺され女の子が1人になったときに予王が斃れて、帰るところがない女の子は今いる町で暦をつくる官吏の屋敷の下女になるのだけどそこにいるのは変わり者だけで、彼女はここの平和な生活に慣れていった。
でも外はこんなに平和ではなくて、やはり戦火が舞っている時代で、ここにもそれが飛び火してくる。
予王の妹が偽王として立ち、慶はまた荒れに荒れていた。
平和ではなくて、表面だけが平和なだけで、世は全然こんなに平和ではない。目を背けるな、と、官吏たちに声を荒げて彼女は言う。
火で燃えた町に燕の巣があり、その中を見ることが暦の役に立つと言うので彼女は官吏と調べる。
去年より雛が多く、一度燃えてから生まれる雛より遥かに多い。
つまりは天がもう安心して子育てができる、というのを伝えているのだと官吏は言う。漸く王が立つのだと聞き、彼女は亡くなった家族や幼なじみを思い泣き崩れる。
どんな戦や荒廃があっても民はその時代を生きている、というのが十二国記であるのかなーと思う。
ああー新刊いつ出るのかな…個人的に舜の話も気になるし、泰がどうなってるのかも気になる。でもやっぱり慶がこの先どうなっていくのかが一番気になる。
んんんー早く読みたい…
なんか本の感想で終わっちゃったなー(´ω`)まあ仕方ない、こんなこともあるよね
気が向いたら書くってどころじゃねーな!
まあでもあくまで自分の記録とかそんなんですしね、のんびりやってきますわ。
十二国記の新刊だった丕緒の鳥やっと読みましたわ…。
慶→柳→延→慶って流れでしたね。しかも慶はどちらも予青の時代→赤子の時代という流れで、民が安堵する様子で終わる感じでしたね。
丕緒は官吏だったけど、民のことを思って謝儀の陶器を作り、その音色を王に聴かせていたから…どちらかというと民寄りなのかなと。
鵲を民と考えて、射られて落ちると考えるとは…国は王がどうにかして、それに民もついてくる。そんな感じがしてましたけど、丕緒の鳥を読むと民があるから国があり王があるのかなと。
どの話もどんな状況だろうと民は一生懸命生きている。すぐそこに嵐が来ていようと日々の生活の為に働かなくてはいけなかったり、蓄えをしておかなかったり。
謝儀を見て丕緒に感想を言う陽子の真実偽りのない言葉に、丕緒は救われたし、これからの民がどう扱われていくのかもわかったのではないかなと思う。
陽子イケメンすぎです。
柳の話は、廃れかけている柳の国で連続殺人を犯す者を死刑にするか否かというもので、所謂検事、弁護士が裁判官と3人でそのことについて論議しているわけなのだけど、その議論が面白い。
今ここで死刑にすると、傾いている国がどんどん荒廃していくのではないかと考える3人に対して、民は死刑にしろと言う。
国の中枢にいくにつれ、死刑はならぬという声が多くなる。
結局その罪人は死刑になるのだけれど、国がこれからどうなっていくのかが察せられる。
延の話は、多分尚隆が王になって間もない頃の話なのかなーと。
山毛欅の木がどんどん朽ちていく疫病が流行り出して、その薬を玄英宮まで運ぶ男の話なのだけど…この話、一番泣いた…
男は体に負荷をかけながら王宮までずっと歩いているのだけど、やがて体が音をあげて男は倒れてしまう。
その男が持っていた箱を、民がリレー方式でどんどん王宮まで運んで行くのだけど、民が思うのはこの箱に希望が入っている。ただそれだけ。
それだけなのだけれど、民は子供も為であったり国の為だったり自分の家族のために運んで行く。
どの国にも属さない猟木師が、国が気になって国境を越えられない、そんな描写もよかった。
そして最後に、王が天帝に祈り、その薬が里木に実ったところで物語は終わる。
もうこの話私すごく泣いた。小野主上流石です…
慶の話は、予青の時代に女を追放しろ、抵抗するものは殺せというあの勅命のときの民の話。
女の子は男の子の格好になったり、女性は家の中から決して姿を見せることをしなくなったり、そんな考えられないような時代で、しかもいつの間にかその女性たちも消えていく。
一緒に逃げていた友人も殺され女の子が1人になったときに予王が斃れて、帰るところがない女の子は今いる町で暦をつくる官吏の屋敷の下女になるのだけどそこにいるのは変わり者だけで、彼女はここの平和な生活に慣れていった。
でも外はこんなに平和ではなくて、やはり戦火が舞っている時代で、ここにもそれが飛び火してくる。
予王の妹が偽王として立ち、慶はまた荒れに荒れていた。
平和ではなくて、表面だけが平和なだけで、世は全然こんなに平和ではない。目を背けるな、と、官吏たちに声を荒げて彼女は言う。
火で燃えた町に燕の巣があり、その中を見ることが暦の役に立つと言うので彼女は官吏と調べる。
去年より雛が多く、一度燃えてから生まれる雛より遥かに多い。
つまりは天がもう安心して子育てができる、というのを伝えているのだと官吏は言う。漸く王が立つのだと聞き、彼女は亡くなった家族や幼なじみを思い泣き崩れる。
どんな戦や荒廃があっても民はその時代を生きている、というのが十二国記であるのかなーと思う。
ああー新刊いつ出るのかな…個人的に舜の話も気になるし、泰がどうなってるのかも気になる。でもやっぱり慶がこの先どうなっていくのかが一番気になる。
んんんー早く読みたい…
なんか本の感想で終わっちゃったなー(´ω`)まあ仕方ない、こんなこともあるよね
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このブログはTWをプレイして、趣味で絵を描いてよく独り言を話す山子のブログです。
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